事業計画

会社を作ろうと考えたら、まず事前に事業計画を立てましょう。

売上はいくら見込めるのか?家賃はどのくらい?通信費、光熱費、設備や備品に

いくらくらいかかるのか?それらを数字にしていきましょう。

 

このときに気をつければならないことは、「希望」で数字を作らないこと。

売上高の見込額も「1日の売上高がいくらで、月に何日稼働して・・」という単

純な計算ではなく、できるだけ具体的にそして緻密に。

 

たとえば飲食店であれば、商品構成、お値段、原価計算などを計算しておけばお

客様1人あたりの標準的な売上高の設定、これにかかるコストなども計算するこ

ができると思います。

あとはお店のローケーション、テーブルとイスの数、広告宣伝の方法とそこから

想される成果なども考えておけば「希望」から「現実」の数字に近づくのでは

ないでしょうか。

 

経費についても同じこと。

実際がどうかはわからないにしても、なるべく現実に近い数字を探し出す努力が

要だと思います。

そして確実に言えることは、予想より経費は膨らむということ・・このあたりも

計画に入れておくことが必要です。

 

一番大事なことは、「ご自分の給与をいくらにするか?」を決めておくこと。

このことについては後述いたします。

 

従前の事業を法人化するのであれば事業計画は難しくはないでしょうが、まった

のゼロからのスタートであれば、広告などの具体的な集客方法なども考えなけ

ればなりませんし、商売が軌道に乗るまでの運転資金なども必要になってきま

す。

不特定多数の一般客相手の商売ならば、最低3〜6ヵ月程度の運転資金が必要

だと思います。

開業資金の借入れも選択肢の一つにはなりますが、事業計画や経験が要求され

たり、運転資金を持っていなければならなかったりと、一般の借入より条件は厳

くなります。

 

いずれにしても資金は少ないより多いに越したことはありません。

開業したとたん「お金がなくなった」ということだけは避けなければなりませ

ん。

せっかくの起業は・・すべて無駄になります。

 

事業計画の段階で利益が出ないようでしたら、あるいは資金が足りなくなるよう

でしたら、この時点で今回の起業はあきらめましょう。

行き当たりばったりで事業の成功はあり得ません。

 

私も仕事として事業計画を作成することがあります。

具体的な数字を作っていく上で、必ずその数字の根拠も作ります。

なぜ売上げがこの金額なのか?

なぜ原価がこれだけかかるのか?

こういうことを考えていくうちにいろいろな「気づき」があります。

たとえば、客層としてのターゲットはこういう人たちになるだろうから、広告の

方法はこういう方法にしたほうがいいな、とか。

 

事業計画は自分が考えていなかったことを気付かせてくれたり、アイディアが浮

んだり思わぬ効果があるものです。

専門家を使うかどうかは別にして、ぜひご自分の夢を事前に形にしてみてくださ

い。

それで必ず成功するとは言いませんが、リスクは確実に減るはずです。